PERSON 03
「ぬいぐるみと言えばタピオカ」と認知させたい
企画営業
O・S 入社:2023年
特技は韓国語
留学先で日本文化を伝える仕事をしたいと思うように
前職ではアニメ制作会社に勤めていましたが、きっかけは韓国への留学です。中学生の頃にK-POPアーティストを好きになってから韓国語の勉強をはじめ、大学でも韓国語を専攻。その流れで韓国に留学したのですが、日本のアニメは韓国でも人気でした。
韓国語吹き替え版がテレビで放送されており、若い人は、日本のアニメに馴染みがあるんです。元々アニメが好きだったこともありますが、そうした体験から、日本の文化をシンプルに伝える仕事に就きたいと思うようになったのです。
アニメ制作会社では、制作作業に入る前にシナリオづくりや設定づくりの資料を準備する設定制作に携わっていました。監督と話をしながら設定を決め、それに合わせた背景などを発注し、それらをアニメーターに配る仕事です。
新規事業であるポップアップストアなどのイベントを担当
確かにアニメの制作に関わってはいましたが、目指していたのは、アニメ好きの方にモノを届けることだったので、そこからはちょっと遠いと思うようになりました。それに制作会社には、グッズの書き下ろしの依頼が来ることもあります。グッズメーカーの企画が実際に形になってお客さまに届くという流れを見ていて、それが自分のやりたかったことにいちばん近いというのを考えるようになり、転職を決意したのです。
いまは、主にポップアップストアなどのイベントを担当しています。人気タイトルの限定商品の企画から製造までを当社で行い、商業施設や大型店舗のスペースをお借りしてそれらを一定期間、販売するイベントです。
会社としてもイベントははじめたばかりの事業であり、実績やノウハウがないなかで進めることに難しさはありましたが、店舗に企画をもちかけ、一つずつ要望を聞きながら企画を進めてきました。
イベントを通じてタピオカの知名度を向上させたい
先日、企画したポップアップストアが初めてタワーレコードで実施されました。小規模のイベントではありますが、周りにフォローしてもらいながらなんとか形にすることができたので、非常に感慨深かったです。
扱った作品は漫画『ダイヤモンドの功罪』で、グッズがまだあまり販売されていないタイトルだったこともあり、お客さまから非常に好評でした。そうした様子を目の当たりにすることができて、感激しました。「もっとこうしたほうがいいな」と思う点も出てきたので、ブラッシュアップして今後に活かしたいです。
1人で今回のイベントを担当しましたが、デザイナーや生産管理の担当者など、社内には多くの協力者がいるので、体制としては恵まれていると感じました。会社が成長し、人を増やしているところなので、これからもたくさんのイベントを実施して、タピオカや自社のシリーズ商品が多くの人に知られるようになればいいと思っています。
ふわふわの生地にくるまれた「くるみたぴぬい」シリーズの知名度が上がってきているので、「ぬいぐるみと言えばタピオカ」と認知していただけるようにしたいです。