PERSON 01
まだ進出してない分野を提案したい
企画営業
O・M 入社:2024年3月
経験が足りなくても熱意が認められ入社
専門学校に通っているときに、絵を描くことが好きになりました。きっかけは、授業の一環として開催したフリーマーケットです。Tシャツを制作して出品することを提案したら、企画が通ったんです。
初めて自分で柄をデザインして作成したTシャツをフリーマーケットで販売したら、多くの方に買っていただきました。この体験から「こういう世界があるのか」と絵の魅力にはまり、デザインやイラストを描くことに興味をもつようになったのです。
卒業後は独学でイラストを勉強し、それを仕事にしていました。昨年まで実家のある長野県を拠点にフリーランスで活動していたのですが、専門学校でおもちゃ工学を専攻していたこともあり、もっとプロダクトや商品開発に携わりたいと思うように。長野県にはそういう職種があまりなかったので、東京で探すことにしました。
実際に来てみると、確かに東京では求人が多いのですが、多くの会社が経験者を募集していました。ところがフリーランスでの仕事は企業案件を扱っていなかったため、経験として認めてもらえない。そうしたなか、タピオカは経験よりも情熱を重視していました。アニメに詳しいわけではなかったのですが、「商品開発に関わりたい」という熱意が認められ、チャンスをもらうことができたのです。
部署を飛び越えていろいろな業務を任せてもらえることが魅力
企画営業は、作品の権利をもつライセンサーとやり取りしながら企画を考えたり、新商品の開発をしたりする仕事です。いまは、ボードゲームのデザインの商品化許諾をいただき、開発を進めています。
各部署とのやり取りが多いのですが、デザインの経験があるおかげでIllustratorなどのソフトを使えるので、ラフや入稿用データを自分で作成することもあります。部署を飛び越えて、デザイナーのような業務にも関わることができる。いろいろな業務を任せてもらえることも、この会社の魅力です。
日々の業務で扱っている情報は秘匿性が高く、情報管理は個人のモラルが問われます。そうした難しさもありますが、困ったときは部門長が助けてくれます。社内には、新入社員が入ったら同じ部署の先輩が1人ついてフォローしてくれる「チューター制度」があるので、とても働きやすい環境です。
まだ展開していない分野を提案していきたい
入社してから日が浅いため、まだ商品化まで進んだ企画はありませんが、直接お客さまに接する機会がありました。入社して1カ月ほど経った頃、会社としてイベントに参加し、自社商品を販売しました。
その際にレジに立ったのですが、お客さまから「これを買いに来たんです」と言う声を聞き、タピオカの商品がファンから求められていることを実感しました。これからもっと多くの商品開発に携わっていけたらと思います。
タピオカは、展開している商品のレパートリーが豊富ですが、まだ進出してないカテゴリーもあるので、そういった分野を提案していけたらと思っています。たとえば外国人観光客にも人気がある商品などです。インバウンドの観点からも有望です。これから、さまざまな分野で新しい商品を提案していきたいです。